トヨタディーラーに行政処分
1月24日(金)金融庁がトヨタモビリティ東京へ
保険業法に基づく業務改善命令を発出したことを公表しました。
立入検査の結果、複数の違反が確認されたとのこと。
トヨタ自動車の100%子会社で最大手のカーディーラーです。
経営陣が保険事業を「本業ではない」という意識だったようです。
保険事業は保険会社から車両販売や事故車の紹介がもらえる
バーター事業だったのでしょう。
コンプライアンスや顧客保護も軽視していたのではないでしょうか。
トヨタに限らず、カーディーラーで最も問題だったのは
保険加入を条件に自動車の販売価格を割り引くといった
保険業法に違反する行為です。
本当に値引いているのか分かりませんが、カーディーラーで
このように言われた方は多いのではないでしょうか。
カーディーラーの問題は昨年から訴えてきた保険業界不祥事の根本です。
あらゆる力関係や暗黙のルールが渦巻いた闇の世界。
ついにここにメスが入ったと思います。
これで業界が変わらなければ、消費者から見捨てられます。
まずは保険会社が毅然とした態度を示すことが必要です。