代理店に実態調査
6月30日、関東財務局から3月に受けたヒアリングの結果について
フィードバックのメールをいただきました。
ヒアリングの実施概要や各項目の結果について書かれています。
他代理店の回答など参考にさせていただきます。
6月22日の日本経済新聞の金融面に「金融庁、保険代理店にメス」
という大きなタイトルの記事が掲載されました。
「説明不足など苦情高止まり」で、「生損保24万店実態調査」
「改善なければ立ち入りも」とあります。
保険代理店は生命保険で約8万、損害保険で約16万、合計24万店です。
こう見ると損保系代理店が多く、苦情が多いのも損保系代理店に見えます。
ところが記事をよく読むとトラブルや苦情は生保の販売時に起きる内容です。
なぜ、生保販売時にトラブルや苦情が起きるのか?
それは顧客本位の生保販売をしていないからではないでしょうか。
形式上は顧客本位を掲げても、実際は営業数字に追われた無理な販売を
しているのかもしれません。(保険会社に都合の良い商品を販売するなど)
損保は顧客が保険に入る目的が明確なので、自然と顧客の意向に沿った
提案をすることになりますが、生保は勧める側の意向が強くなりがちです。
複数の保険会社から選ぶといっても、それが顧客に合った保険なのか・・。
実態調査をされるのであれば、この根本的な問題が
現場でどうなっているのかを調査してもらえると、
生命保険と損害保険の文化の違いが明確になり、
生保系代理店と損保系代理店の違いも見えてくると思います。
ちなみに当社は損保系代理店です。