共通化・標準化に向けて
当社の代表は本年度より(社)日本損害保険代理業協会(以下日本代協)の
企画環境委員会、副委員長を務めています。
6月にお知らせした東京代協から出向した次第です。
この企画環境委員会は代理店業の募集環境や業界と消費者の相互利益について様々な議論を行っており、そのひとつに「共通化・標準化の推進」があります。
保険業界も自由化が進み、保険料競争や商品競争が激化しています。
結果、商品が複雑になり、保険金不払い問題などが発生しました。
このような問題が再発しないように、各社バラバラになっている事項の内、統一した方がよい項目を、業界として共通化・標準化しようというものです。
そもそも保険とは「大数の法則」を基本にし「困った時のお互い様、助け合い制度」であるべきです。事故を起こさない人のみ選択していたら無保険が増え、結果社会問題になるでしょう。
行き過ぎた自由化に歯止めをかけると共に、消費者に分かりやすく身近な保険となることで社会のセーフティネットになると思います。
分かりやすい商品、適正な保険金支払いなど、消費者のメリットを基本にしたこの取り組みは長期的になると思われますが、今後も関わって参ります。