被災地の保険代理店
東日本大震災から8か月が過ぎようとしています。
先日、業界紙である保険毎日新聞に被災地の保険代理店記事があり、当社代表と交流のある代理店が紹介されていました。
事務所が200mも流されるなど、自らが被災者であるにも関わらず地震発生の10日後には地元紙に見舞文と連絡先を載せた新聞広告を掲載し顧客の安否確認を始めたとのこと。
その後地震保険の支払い手続きに奔走し、約630件30億円以上の保険金支払い手続きを行いました。
しかし、街中の建物が無くなったこともあり、火災保険の解約が相次いだのです。
解約は手数料を保険会社に返還する必要があります。
ゼロからどころかマイナスから再起しなければならないのです。
そんな彼らの力になっているのが、今までに無い位お客様から感謝されること。
保険に感謝され、手続きをしている保険代理店も感謝されています。
今回の震災で、保険代理店の存在意義が大きくクローズアップされました。
彼らの苦労、努力が褪(あ)せないよう、日々の業務や業界の質を向上させることが、同業である我々の使命と思いました。