重粒子線治療施設
11月27日(月)神奈川県立がんセンター重粒子線治療施設を見学しました。
2014年2月のお知らせにありますが、放射線医学総合研究所の見学をしたことがあります。
当時、その巨大な施設と設備に驚きました。
今回訪問した施設は、日本で5か所目となる重粒子線治療施設で、世界初のがんセンター併設型です。
がん治療において、手術、放射線治療、化学療法など治療方針を包括的に検討できます。
とてもきれいな施設で、安心して治療ができそうです。
重粒子線治療の対象は限られたがんになりますが、すい臓がん、前立腺がんは12回の通院(1回30分程度)で肺がんや肝臓がんなら4回の通院で、あとは経過観察になります。
実際の照射時間は2分程度と、非常に負担の軽い治療と言えます。
しかし、880人まで対応できるはずが、現状は200人程度の患者数とのこと。
その要因のひとつに、高額な治療費があります。(全額自己負担で350万円)
保険診療になるのはまだ時間がかかりそうです。
生命保険には先進医療特約があります。必要性を再認識しました。