マネードクターに業務改善命令
8月6日(水)金融庁はマネードクターを展開するFPパートナーに
業務改善命令を発出したと発表しました。
併せて、FPパートナーに便宜供与を行った8社の生命保険会社に
報告徴求命令を出しました。
FPパートナーは保険会社に便宜供与(見込み客の紹介等)を求め
紹介等が多い保険会社の契約を優先していました。
他にも広告料名目で保険会社から資金を受け取っていたようです。
いわゆるバーター取引で、顧客の意向等関係ありません。
最近は損害保険業界の不祥事が続いていましたが
生命保険業界でも同じ文化が根付いています。
FPパートナーはマネードクターとしてテレビCMも多くあり
有名人が出演するなど知名度が高いといえます。
また、生命保険協会が業務品質等を認定している
認定代理店として生命保険協会のホームページに
公開されていました(4月1日に評価結果を停止)
消費者は何を信じて保険代理店を選択すれば良いのでしょうか?
来年度から損害保険協会の「代理店業務品質評価制度」が
始まります。おそらく大手代理店が認定取得するでしょう。
果たして認定された代理店が真の顧客本位なのか?
第三者の評価制度より、日々顧客と向き合う中小代理店は
お客様からの評価を得るために、今日も汗をかいています。