損害保険プランナー

8月から「損害保険プランナー」という新たな呼称の資格がスタートしました。

恐らく保険会社の社員でも知らない人が多いと思います。

保険を募集するには試験に合格して資格を取得しなければなりません。

2001年3月までは業界共通の資格制度があり、資格の更新制度がありませんでした。つまり一度取得すると永久に募集資格があったのです。

その後自由化の流れもあり、制度の変遷がありましたが、現在は基礎単位と各商品単位で5年毎の更新試験を受けなければなりません。

そして「消費者の声」を受けて、募集人の資質向上と優れた募集人を見つける指標として、より上位の資格が求められ、損害保険大学課程が

できました。

この課程の専門コース試験に合格すると「損害保険プランナー」になれます。

さらに2014年には最上位資格である「損害保険トータルプランナー」資格がスタートします。

これらは日本代協と日本損害保険協会が協力して運営しますが、画期的なことだと思います。

代理店と保険会社がより良い業界を目指し、垣根を越えて手を携えたのです。

お互いの不満をぶつけ合うだけでは、何も解決しません。

消費者のため、保険業界のため、そこに関わる社員(人)のため、未来を見据えた長期的視野で理想に向けた協力が必要ではないでしょうか。

ちなみに当社のスタッフはトータルプランナーを最短で取得するべく大学課程に臨んでいます。

 
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