JC保険部会40周年
9月7日(土)日本青年会議所保険部会(以下JC保険部会)の40周年記念式典が開催されました。
当社の代表は部会員として20周年に行った「保険メッセ」と「記念提言書」に思い出があるそうです。
今でこそ保険に関する展示会やネット通販など当たり前ですが、1999年当時では画期的な開催でした。
日本能率協会と共催し、出展者集めから講師の選定、提言書の作成等、相当苦労がありました。
講師の一人に「保険スクエアbang!」の創業者がおり、自動車保険一括見積もりサイトの話を興味深く聴きました。
保険の自由化による大きな環境変化を受けて、ブローカーやネット通販など新しい保険流通がテーマになりました。
記念提言書は次の4項目を掲げ、その必要性を提言しています。
①学校教育と共に、自治体の生涯学習の一貫として「保険」の授業を
②保険取扱者の質的向上を
③保険流通監視組織(保険流通オンブズマン)の設立を
④真にFREEでFAIRな対外交渉を
自分達の権利や要望を主張するのではなく、保険業界の未来を見据えた内容です。
この提言書作成の議長は渡辺英彦さんでした。渡辺さんはのちに、富士宮やきそば学会会長となり
ご当地B級グルメの祭典「B1グランプリ」を主催する「愛Bリーグ」会長を務めた方です。
残念ながら2018年12月、59歳の若さで直腸がんのためご逝去されました。
JC保険部会には偉大な先輩がたくさんいます。政策や提言は目指す社会を愚直に語り、社会のため業界のためという広い視野で熱い議論を交わしていました。
これからも多くの逸材を輩出する会であって欲しいと願っています。